ケアマネジャーは介護生活の併走者。地域包括支援センターと連携して相談に乗ってくれます。
地域包括支援センターで紹介してもらいましょう。
翔裕館は「家族主義」の理念にもとづき、ご入居者さまが自分の両親だったら︖ 今どうしたらよいのか︖ を考えながら介護支援を行っています。職員は「いつも明るいこと」「目標を持つこと」「言い訳をしないこと」のクレドに基づき個人としての成長をはかりながら、施設全体が常に成長するように取組んでいます。
図はスクロールできます
ご利用前の誤解や不安 | ご利用後によくあるお声 | |
---|---|---|
入居に 関する声 |
親を施設に⼊れてよいのか? 近所の人や親せきから「あなたが介護するべきでしょ」といわれて入居させるといけないという気持ちが… |
ほどよい距離を保つことで、優しく接することができるようになりました 入居前は午前中具合が悪くて寝込んでいましたが、入居してから規則正しい生活を送るようになったおかげか寝込むこともなく笑顔が増えました。そんな母を見ていて、私も優しく接することができるようになりました。 |
入居時期に 関する声 |
入居のタイミングがわからない。 先日、焦がしたフライパンを見つけました。そうは言ってもまだ、しっかりしているし…。本人は入居を嫌がるし。 |
できることは自分でやれるようにしてくれるので、入居してよかった 施設というと、何でもやってくれる、何もやらせてもらえないという印象がありましたが、やれることは自分でやれるように促してくれるので、職員の方が見守ってくれる中で安全に行えるので良かったです。 |
認知症に 関する声 |
施設に⼊ると認知症状が進⾏するのではないか… 施設にはいると、認知症が進むのではと不安で、入居にたいして躊躇しています。 |
色々な方とのふれあいで刺激的に楽しく生活できています。 色々なお友達ができたことで、自宅にいるよりも活動的になりました。きっとあのまま自宅にいたら、お部屋に閉じこもって昼夜逆転になっていて認知症が進んでいたと思います。 |
ご本⼈様のご状況、ご家族様のご状況・ご希望によりいろいろな介護サービスの組み合わせが行えます。
それぞれのご状況にあわせてお気軽にご相談ください。
翔裕館は、おひとりお一人に寄り添った介護を実践しています。ご本人様が今までの生活で大切にされていたことを、ご入居後も大切にできるようにご支援しています。翔裕館の職員をあなたの家族の一員にさせてください。
入居まえの見学/体験入居
設備一例
お食事例
ICT/IOT機器の導入
レクリエーション例
※写真は全てイメージです。内容は施設ごとに異なります。
詳しくはお問い合わせください。
ご入居されても、ご家族との触れ合いを大切にします。
大切なひとときを有意義に過ごせるようにご支援します。
※詳しくはお問い合わせください。
ご家族のご不安を拭い去り、ご本人とご家族との思いを通じることができました。
認知症の症状で大声をあげたり暴力をふるうこともあったご本人に当初はご家族はおびえて、施設入居当初は施設にいらしても玄関から中に入れないことがつづいた。職員が「様子だけでもご覧になりませんか︖」
とお声掛けして、施設内にお入り頂き、扉の外から遠目でご本人様をご覧になっていただきました。「本当は会って話がしたい」本当はそうおもっているのでは︖と思った職員はご利用者様の好きな本やCDを届けていただくよう提案をしました。最初の内は職員が受け取りご利用様にご家族の来所と共にお渡ししました。ご家族様にもご利用者様の日々の様子を細かく伝えさせていただきました。ある時職員が立ち会うという事でご利用者様とご家族様が対面をして頂きました。緊張感のある空気は少しずつ柔らかくなっていき、笑みを浮かべるご利用者様、涙を浮かべるご家族様がそこにはいらっしゃいました。その日から頻繁に一緒に過ごすご様子が見受けられました。ご利用者様の最後の数日も、ご家族と共に穏やかな時間を過ごされました。お通夜の際に奥様より「ジョン等にありがとうございました。わがままで大変なあの人に、いつも優しくしてくださり、あの人も本当に喜んでいたと思います。心から感謝しています」涙を浮かべてそうお話いただきました
夢を納得するまで叶えます︕
『居酒屋に行きたい』と希望された方に、ビアガーデンの企画やノンアルコールビールの提供はしましたが、どうも『居酒屋』ではない気がしていた職員は納得できず。それでもご本人様はその都度「ベリーグー」と喜んでくださいました。
その後、お食事量が減り、お部屋で過ごすことが多くなってきました。誰もが最期が近づいていると感じていました。どうしても『居酒屋』の夢を叶えたく、お部屋で微睡むことが多くなってきたご本人様の為に、赤ちょうちんを用意しました。それをお部屋に飾り「居酒屋ですよ」と声をかけると、うっすらと目を開け、「うんうん」とニッコリされていました。
そんな様子を見ていた職員は「私、着物着てきていいですか︖居酒屋の女将になる」と言って、ある日着物を持参し、徳利とお猪口を用意してきました。お猪口の中身はポカリゼリー。それを持ってご本人様の元へ伺い「居酒屋の女将がきましたよ。一杯如何ですか︖」と声をかけると、布団の中から手を差し伸べ、職員の手をそっと握りました。お猪口にひとくち口を付け、最期の「ベリーグー」のお言葉を頂きました。その2日後、赤ちょうちんが飾られたお部屋で静かに息を引き取られました。
寄り添う力で笑顔に…
ケアマネからかかった1本の電話。他のDSを利用されているが、送迎の拒否が続き、自宅から出ようとせず、奥様は疲れきっており、「翔裕館さんなら・・・」と相談があり翔裕館DSを利用となる。職員は認知症ケア01~10の取り組みを上手く対応しご本人様に寄り添った。15分程声を掛け続けていると、顔つきが変わり笑顔をみせた。一緒に翔裕館へ、その後週2回、拒否なくご利用され、職員は上手な言葉掛けでご本人様に寄り添っていた。が、自宅での生活は日々困難となり、奥様が体調不良で寝込んでしまいご本人様は急遽、施設へ入所となる。奥様から、「DSから戻った夫は何故か穏やかで笑顔が多かったんです」と「お蔭様で何年か振りに夫婦で笑う事ができました」とお聞きしました。きっとご本人様も奥様の笑顔を忘れる事はないと信じています。
寄り添うことで難しいといわれるケースも難しくなくなります
有料老人ホームで「家に帰りたい」と騒ぎ退去を迫られたご本人様が翔裕館のショートスティの利用をご希望頂きました。
事前訪問時も不安な状況が見受けられ、ケアマネもご家族も他に行き場がないと話され困っておりましたので、翔裕館はお引き受けさせていただきました。
入所当日、ショートスティの玄関で相談員、管理者に対し「警察を呼べ」「帰る」とご不安な状態が継続をしましたので施設長も対応。
腕を掴んだり殴ろうとされたり、ズボンを下ろし局部を出したまま外に出ようとまでされ「俺にはこれしか抵抗出来ないんだ!」と悲壮に叫ばれました。
玄関の外には疲れ切った長男様が隠れており、次男様に連絡し翔裕館に来て頂き全員で懇々と説得を致しました。
到着二時間後に居室に入っていただけました。
居室の配置、食事内容など様々な点で細かい要望あり、サービスへの拒否は続きました。
夜間は一時は眠られたものの明け方前からナースコール50回以上続きました。
夜勤職員はそのコール全て、ご本人の不安を傾聴し誠心誠意対応させていただきました。
朝になるとご本人一転して落ち着き、職員の話もよく聞いてくれださるようになりました。
不安な様子もなく、トイレに行く時には職員に穏やかに声をかけてくださるようになりました。
穏やかな姿にケアマネも驚き感謝され、長男様は涙を流して喜ばれました。
入所から一か月経ったあとでも、ご本人様はいつも穏やかでご家族、ケアマネからも何度も感謝の言葉を頂いています。
主な相談先は「地域包括支援センター(※)」です。
地域包括支援センターは全国に7000ヶ所ある支援施設。
市町村役場内、または委託を受けた社会福祉法人等が運営する総合的な相談機関です。
地域で暮らす高齢者の方を中心に、介護、医療、福祉に関するあらゆる相談に対応しています。
お困りごと、不明点があれば、まずはご相談ください。
ご自身が相談できる事業所を調べる方法は2通りです。
・市区町村の介護保険課の窓口に問い合わせる
・市区町村のホームページで地域包括支援センターについて調べる
地域包括支援センターは地域ごとにさまざまな名称がついています。
たとえば神奈川県横浜市では「地域ケアプラザ」という名称で呼ばれています。
名称は違っても、市区町村の窓口では
「利用できる地域包括支援センターを教えて欲しい」
と相談すれば応じてもらえますのでご安心ください。
居宅介護支援事業所(ケアマネジャー)も相談を受け付けています。
お住まいのエリアごとに事業所があり、事業所に直接問い合わせることもできます。
ケアマネジャーは介護生活の併走者。地域包括支援センターと連携して相談に乗ってくれます。
地域包括支援センターで紹介してもらいましょう。
ケアマネジャーが自宅を訪問して、ご利用者・ご家族と面談します。
ご本人の望む生活を実現すべく、お困りの内容や解決すべき課題を整理してご一緒に適切な介護サービスを検討します。
要介護認定を初めて受ける場合はケアマネジャーに申請を手伝ってもらう(代行してもらう)ことができます。
※要介護認定は、介護サービスを希望する全ての方に必要な手続きです。
アセスメントの内容を受けて、ケアマネジャーから介護サービスのご提案をうけます。
必要に応じて事務所の見学なども行います。
ケアマネジャーが、介護サービスの組み合わせやスケジュールを盛り込んだ計画書(ケアプラン)を作成します。
※ケアプランは、介護サービスを利用する全ての方に必要です。
ご利用者の支援に関わる人が集まり、支援計画の検討と確認を行います。
各サービス事業者との契約を行います。
↓
ご利用開始後はモニタリング(ケアマネジャーによる月に1度のご自宅訪問)が行われ、ケアプランに盛り込まれた目標の達成状況を確認したり、必要に応じてサービス内容を見直していきます。
ご相談から1週間〜10日程度の期間は必要です。要介護認定をお持ちでない場合、認定結果が出るまで1か月ほどかかります(ただし、申請した日からサービスは使えるため、緊急度によって適宜サービスを調整します。)
相談費用の利用者自己負担はありません。(利用者は無料で相談を受けられます)
介護保険のサービスを受けるには、「どの程度の介護が必要なのか?」を判断する「要介護認定」を受ける必要があります。
認定には
(1)市区町村への申請(包括やケアマネなどが代行で申請することができます)
→申請すると負担割合証が発行されます。サービス利用時に使うので保管しておきましょう
(2)市役所職員による訪問調査
(3)主治医意見書(申請書に記入した医師に市から依頼して書いてもらいます)
(4)(2)(3)をもとに判定
(4)認定結果の通知(新しい介護保険証が届く)
というステップがあります。
ケアプランは介護の計画書です。
ケアプランは、ご利用者の状況や要望にもとづいて「これからどのような生活を送りたいか」などの目標を設定し、その目標にむけて利用するサービスの種類や頻度を決めた利用計画書のことです。ケアマネジャーや包括が作成してくれます。
はい、可能です。
要介護(1~5)の方は月に1回、ケアマネジャーが訪問します。
要介護者本人や家族の状況や目標達成状況、満足度などを評価して、必要ならばケアプランの作り直しが検討されます。
大きく分けて
・自宅で生活しながら利用する介護保険サービス
・自宅から移住して介護施設で暮らす介護保険サービス
・介護保険外のサービス
があります。
●自宅で生活しながら利用する介護保険サービス
●自宅から移住して介護施設で暮らす介護保険サービス
●介護保険外のサービス
介護保険の自己負担割合は、所得に応じて1割から3割までのいずれかとなっています。