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EPISODE みよし翔裕館エピソード

公開日︓2022年12月13日

デイサービス職員の工夫

職員の様々な工夫でご利用者様の人生最大の幸せを紡ぐことができました。

 

R4年6月食道ガンと診断されたデイサービスご利用者のH様。
「緩和ケア病院への入院が決まるまで、デイサービスに行きたい。」
H様とご家族のそのような希望からデイサービスのご利用が始まりました。

 

診断時点でガンは既に進行し、胃が荒れていたH様にとって、食事は少ししか喉を通らず、

苦しみを伴うものでした。
デイサービス職員は少しでもその苦痛を和らげたいと思い、
H様の好みに沿う食べやすいオリジナルメニューを提供し、3割しか食べられなくとも

「3割も召し上がれたのですね!すごいですね!」とお声かけしました。

入院日確定後、入院までの2週間は療養期間としてデイサービスはお休みでしたが、このままお別れにしたくないと全員が考え、その期間にH様のお誕生日会を企画することにしました。

ご家族、ケアマネジャーへ確認をとり入院前夜にご自宅でお誕生日会を開くことにし、
営業時間外でも、職員全員が参加しました。

当日、H様は自ら身体を起こせない程痩せ、認知症も進行していたにもかかわらず、

笑顔で大きな声で職員の名前を呼んでくださいました。
電話で参加したケアマネジャーも加え、全員でバースデーソングを歌いました。
H様は「今が人生で一番最高に幸せです」と涙を流しながら微笑まれました。

その後もケアマネジャー、ご家族、訪問看護との連携を続け、
無事2ヶ月間一度も体調を崩すことなく入院日を迎えることができました。

ご利用者様を理解し、深く寄り添いたいと努めた職員全員の工夫は、

H様の生きがいを叶えました。
デイサービス職員全員がこれからもご利用者様の生きがいを叶えその人の幸せのひとつになることを心から信じています。